高齢者に見られる疾患|脳血管障害と無理しない介護

脳血管障害・脳卒中と無理しない介護

 

ストレス社会の現代、ご家族が脳血管障害を患い、後遺症でリハビリをしながら自宅で介護をしているご家庭が増えています。
ここで重要なのは、介護する側もされる側も無理はしないということです。
介護疲れでストレスがたまり、ストレスが原因で脳梗塞を起こしてしまうケースも実際にあります。

 

現在は介護保険をはじめその方に適した様々なサービスを受けることができますので、自宅で介護しながら、訪問介護やデイケア等を使用している方も多くいらっしゃいます。
40歳以上65歳未満の第2号被保険者の方も脳血管障害の疾患の場合は介護保険サービスを受けることができます。

 

脳血管障害により引き起こされる後遺症により、半身マヒや言語障害になると歩行や食事、排泄、更衣などの生活の場面で支障が起きます。
そのため、ヘルパーさんに自宅に来てもらったり、自宅での介護が難しく、施設に入居する方もいるでしょう。

 

脳血管障害を患い、言葉が思うように出ず話しづらい方でも、意識や感情はしっかりしています。
その後遺症に悩み、プライドまで傷つけられたら、うつ病にまで発展しかねません。

 

どんなケースであれ、介護する側とされる側の信頼関係がなければ、お互いに心から笑顔はでませんよね。
「ニコッ」とした笑顔の積み重ねが自立に繋がるのではないでしょうか。

 

後遺症でリハビリが必要になった場合、ご本人は意欲低下に陥ることも多くリハビリを妨げてしまいます。誰しも、今まで出来ていたことが病気によって出来なくなったら不安が付きまといますよね。焦ったり、諦めずに目標を立てながら自立した生活が送れるように、専門スタッフがチームワークでサポートしていきますので、心の内を打ち明けてみてはいかがでしょうか。

 

ブログに戻る