コミュニティカフェとは?ほっと一息、人と人との交流を支える地域の居場所

コミュニティカフェとは?

 

皆さんは「コミュニティカフェ」という言葉を聞いたことがありますか?

 

現在、核家族の増加や車社会の広がり、隣近所の付き合いの減少等により、「ちょっと顔を出してほっとできる場所」や「井戸端会議」が地域の中から失われつつあります。

 

気軽に話しをする場がない、社会との関わり合いがないというのは、高齢者の孤独死や育児疲れによる虐待等深刻な問題に発展してしまう恐れがあります。
また、定年後の男性は、自分自身を持て余し心の拠り所がなくなってしまう場合も増えているようです。

 

そのような現状を受けて、「誰もがほっとできる居場所作り」や「地域の茶の間」を目標にしている地域密着型のカフェがコミュニティカフェです。

 

種類は実に多様で、ビジネスとして成り立っているものから、ボランティアベースで作られているものまで様々です。
カフェによりコンセプトは違いますが、子ども連れのお母さんの話し場所、高齢者の方の憩いの場、ペットとの触れ合いの場、エコロジーやスローライフをテーマにしたものなど多岐に渡ります。
例えば、食事やお茶を提供するだけではなく、介護相談会、個展、料理教室、高齢者の方が昔の遊びを子ども達に教えるなど自由に活動できます。
普通のカフェのようにお客様とスタッフではなく、お客様とスタッフを超えた関係、お客様同士が深い関係を作っていく事が出来るのが最大の魅力となっています。

 

人と人を結び、社会との関わり合いを増やしたり情報交換の場でもあるコミュニティカフェは、全国各地で広がり始めていますが、まだまだ知られていないのが現状です。
散歩する感覚で気軽に行け、地域の方と年代を問わず同じ空間でお茶ができるコミュニティカフェにあなたも参加しネットワークの輪を広げていきませんか。

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