何もないところでつまづくことが増えた、片足立ちで靴下を履くのが難しい...こんなことが増えてきたら、杖が必要なサインかもしれません。
ここでは、杖の種類・選び方のポイントについてご紹介します。
●伸縮杖
身体に合った長さに調節が可能で、初めて杖をお使いになる方におすすめです。
調節ボタンで身体に合った長さに段階的に調節することができ、一般的に広く使用されています。
今までは杖を使っていなかったけれど、何もないところでつまづくことが増えた、片足立ちで靴下を履くのが難しい...こんなことが増えたあなたへ
●折りたたみ杖
コンパクトに折りたたむ事が可能で、疲れた時など時々杖を使いたい方にもおすすめです。
商品によっては調節ボタンで段階的に長さを調節することも可能ですが、 折りたたみという構造上、伸縮杖よりも長さの調節範囲は狭くなります。
バッグに入れて持ち歩けるので、旅行やお出かけにピッタリです。
毎日は使わないけれど、あると安心という方に。
●多点杖
杖先が4本や3本などに分かれている杖です
前後左右に安定感があり、通常の杖では不安定だった方にも安心してお使いいただけます
伸縮杖と同様に身体に合った長さに調節することが可能な商品や、 杖の持ち手の左右切り替えに対応した商品もあります
筋力の低下された方の歩行訓練や、屋内での立ち上がり補助などに。
体重をかけても倒れにくいため、背骨が曲がっているなど姿勢が悪い方に適しています
●クラッチ杖
手と前腕の2箇所で支える構造で体重が分散しやすいため、より安定した歩行が可能な杖です
麻痺や手の痛みがある方、グリップを握る力が弱い方に。