【介護保険の知識】住宅改修の効果やリフォーム可能なポイント

住宅改修の効果やリフォーム可能なポイントについて

 

今回は、介護保険での住宅改修の効果やポイントについてお送りします。

たとえ介護が必要になったとしても、何十年も家族と暮らし、思い出がいっぱい詰まった我が家で、暮らし続けたいという思いは、ご本人にとってもご家族にとっても、ごく自然な思いですよね。

しかし、加齢に伴って、体が不自由になると、家庭内のちょっとした段差でよろけたり、つまずいたりすることが多くなってきます。

転倒によって、打撲や骨折、寝たきりになったりする事実を皆さんご存知ですか?

筋力が弱まったお年寄りが、家具や壁につかまっての立ち上がりや移動は不安定ですよね。

そこに、手すり1本があると安心感があり生活も気持ちも楽になります。

転倒予防のために、手すりの設置や段差解消、すべり止め床材への変更は介護保険でリフォームが可能なんです。

その他、引き戸への交換、洋式トイレへの取替えも介護保険の対象となっています。

誰でも、自分のことは自分の力で生活したいと思っていますので、日常生活に不便さを感じている箇所にちょっとした改修をすることで自立度をアップさせることにも繋がりますし、手を差伸べていた事が見守りになることで、「ゆとり」が生まれご家族の負担軽減の効果もあります。

気になる費用ですが、工事費が20万円以下であれば自己負担はわずか1割!
工事費が20万円なら自己負担はなんと! 2万円です。

まだ、お元気なうちに改修してこそ意味があります。
介護申請をして要支援以上の介護度になれば利用できますので、お早めのご利用をお薦めします。

介護保険のご利用をお考えのお客様は、認定を受けている市区町村窓口、または担当のケアマネージャー等にご相談ください。

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