【介護保険の知識】そもそも介護保険とは? 基本的なポイントを再確認

そもそも介護保険とは?基本的な3つのポイント

 

今回は、介護保険の基本的な3つのポイントをご紹介します。

 

介護保険は、将来「介護」が必要になったときに、「介護」してもらえるようにする保険です。
介護が長期化・重度化し、家族だけでは支えきれないという社会問題に対し、社会全体で支えあっていこうという仕組みであり、介護が必要となった人も介護をする人も共に尊厳と生きがいを持ち、住み慣れた地域で「いつまでも自分らしく生きる」ことを目指しています。

 

介護を受ける本人だけでなく、介護をする家族にとってもメリットの大きい制度なのです。

 

この介護保険は、保険ですから、あらかじめ保険料を払っておき、その権利として介護サービスが受けられるようになります。
介護保険は、40歳以上の人を対象とした強制加入保険で、40歳以上の全ての人が保険料を納めることになります。

 

介護保険のポイント

Point1 介護保険制度の運営

介護保険制度を運営するのは、市町村や東京23区となっています。
国や都道府県は、財政面や事務面から市区町村を支援しています。

 

Point2 介護保険の加入者

介護保険は、原則として40歳以上の方が全員加入します。
65歳以上の方が第1号被保険者、40歳〜64歳の方が第2号被保険者と呼ばれ、保険料やサービス利用の条件が異なっています。

 

Point3 サービス利用の条件

まず、第1号被保険者の方は、介護が必要になれば、その原因を問わずに全ての方が、サービスを利用できます。
それに対し、第2号被保険者の方は、老化に起因する特定疾病によって介護が必要になった場合にサービスを利用する事ができます。

 

以上基本的な3つのポイントでしたが、もっと詳しく知りたい方は、お住まいの地域の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所にお気軽にご相談ください。

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